次のオワコンに会いに行く

次世代"詰み"ゲーを遊んでいる絵日記です。

アグロネクロ考察② 取捨選択のお話

前回に続いて【アグロネクロ】の記事になります。

後半は主観全開で「このカードは使わないよ!」というだけですので≪ネクロ≫構築に自信のある方、カード批評に抵抗のある方は飛ばしてもらって結構です。

 

=採用カード=

【ソウルコンバージョン】

【スカルビースト】を割って≪ネクロマンス≫貯蔵、顔面殴った【ゴースト】に使ってハンド補充が主な用途です。自ら盤面を減らす動きですので弱いと感じる場面や“撃ってはいけない場面”が存在する為、必須ではないと考えています。

 

【デモンストライク】

4コスト≪スペルカード≫と重さが際立つ1枚ですが3枚必須です。

守護フォロワーの除去や相手のライフ調整、フィニッシャーとしての活躍が期待できます。次ターンの動きを想定しつつ、ハンドの“質”を維持しながら使えるようになると勝率が上がります。

 

【カースドソルジャー】

顔殴り専用機でありフィニッシャーとしての用途のみです。相手のライフが10以上ある時に使う価値は全くありません。【デモンストライク】の下位互換であり2枚です。このカードに≪進化≫を付けて相手フォロワー除去なんてのはこのデッキの最弱ムーブです。

 

ギルガメッシュ

グダりつつある試合をさっさと決めてくれる影のエースです。≪アグロ≫構築には良く見るカードですので今となっては意外性は無いでしょうね。必須ではないです。

 

8コストという事で【デュエリスト・モルディカイ】と比較されがちですが、なんてことはない4枚目の【ファントムハウル】です。細かく条件が異なるものの、どう話そうが≪疾走≫が強いという事実に帰結します。

 

余談ですが終盤に【ファントムハウル】、【カースドソルジャー】、【デモンストライク】、そしてこの【ギルガメッシュ】さんのうち2枚のハンドを維持して“ラストどちらを出しても勝てる”状態を数多く作れるようになると楽しくなります。

 

 

=非採用カード=

 【デッドリーウィドウ】

【アグロネクロ】にはよく積まれるカードですね。採用しない理由ってのはあまりありません(^_^;)

【ファイター】さんと同じカードという認識です。無理矢理入れない理由挙げるなら≪ネクロマンス≫6消費が【ファントムハウル】や【レッサーマミー】、【カースドソルジャー】に影響及ぼすくらいでしょうか。

 

例えば

手札に【デッドリーウィドウ】と【ソウルコンバージョン】、7PP、相手ライフ4、EPあり。という場面で【ファントムハウル】か【レッサーマミー】引ければ勝てるんだけど【デッドリーウィドウ】出した段階で≪ネクロマンス≫足りなくなるから出しても意味ない・・・という状況が起こり得るかなあ

 

ネクロマンス消費がデメリットに感じる場面は正直少ない、かといって後半に4-4で立てる事が必ずしもメリットになるわけでもなし、結局【ファイター】でよくなります。取るに足らない話なので晩御飯の事でも考えてた方がマシですよ。

 

【消えぬ怨恨】

≪アグロ≫に入れない方がいい≪スペル≫その1です。

≪ネクロマンス≫2消費はあらゆる場面で引っかかります。いらぬ消費で過剰焼きをしている暇も余裕も【アグロネクロ】にはありません。

 

【腐の嵐】

入れない方がいい≪スペル≫その2。

もはや言うまでもありません。除去してる暇があったら相手殴っとけ。

≪ミッドレンジ≫やコントロール軸でも扱いが難しいカードが≪アグロ≫に入るわけがない。

 

【死の祝福】

その3。

≪アグロ≫だろうと≪ミッドレンジ≫だろうとまずはこのカードから・・・というくらいの強力なカードではありますが、今回は見送りましょう。

 

6コストという事は6ターン目以降に出せるカードですね。同コスト帯の他職カードで比較できるのは【海底都市王・乙姫】や【クイーンヴァンパイア】あたりでしょうか。≪ネクロマンス≫消費で合計スタッツが6-9、全て守護持ちというのは強いですね。

 

しかし、ここで前回の内容を振り返ってみましょう。

6ターン目には試合を決められる。そう書いたつもりです。

 

まさか勝ち確からわざわざフォロワー並べる人はいないと思いますが、ここで着目してほしいのが、6ターンという短期決戦の勝負に出ているのに中盤固めるカードに意味があるのかという点です。ないんですね。

 

マリガンの事故のもとにもなります。≪アグロ≫にとっては序盤の立ち上がりが一番大事であります。中盤まで出番が無く、ようやく出ても顔にダメージを与える術のないカードは必要ありません。お守りは【ギルガメッシュ】さんだけで十分です。

 

また前回の内容と被るのですが、6ターン目以降に展開したフォロワーはAoEの影響を受けやすいです。【ジャンヌダルク】や【ファフニール】には耐えられるかもしれませんが、【テミスの審判】、【黙示録】、【灼熱の嵐】は勿論、2Pickで注目が増してきた【アルケミックロア】にも刺さっています。苦手を更に広げ、得意なハズの相手にもアドバンテージを渡す事になりかねません。

 

と、3つのカード(とりわけ祝福に対して)の悪口を言ってきましたが、憎たらしいとかの感情で書いてるわけではなく、根底には≪ネクロマンス≫を最小限に扱いやすいデッキを作りたいという考えがあっての事です。

≪ネクロマンス≫9あれば勝てるって思えば簡単に見えませんか?